訪問予約
WEB予約
外来予約

ブログ

Blog

受け口のインビザライン矯正を徹底解説。放置する5つのリスクとは?

下の歯が上の歯より前に出る「受け口」は、見た目のコンプレックスだけでなく、発音のしづらさや口呼吸誘発のリスクなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

 

そこで注目されるのが、透明マウスピースで矯正を行うインビザラインです。本記事では、受け口を放置するリスクや、インビザラインで治療する際の費用・期間をわかりやすく解説します。見た目を気にせず、日常生活への負担も軽減しながら矯正できるメリットを知り、あなたの「受け口」の悩みを解消する一歩を踏み出しましょう。

 

受け口とは

受け口(反対咬合)は、歯並びの状態を指し、具体的には下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合わせを特徴とします。この状態は見た目の問題だけでなく、発音や噛み合わせの不良などの機能面にも影響を及ぼすことがあります。受け口は以下のように分類されます。

 

受け口の種類

  1. 骨格性反対咬合: これは顎の骨格に起因し、上顎の成長不足や下顎の過成長、または上下顎の位置関係の不均衡によって生じます。このタイプは、骨の成長や位置の問題が原因であるため、矯正だけでなく外科的介入が必要になることがあります。

 

  1. 歯槽性反対咬合: 上の前歯が内側に傾いたり、下の前歯が前方に出たりする歯の傾斜が原因で生じます。このタイプの受け口は、歯の移動による矯正治療が有効です。

 

  1. 機能性反対咬合: 口を閉じた際、前歯が先に噛み合ってしまい、下顎を前方に突き出す噛み合わせの不良が原因です。この機能性問題は、歯の調整やマウスピース療法で改善が期待できます。

 

受け口は遺伝や幼少期の生活習慣、例えば指しゃぶりや口呼吸などが原因となる場合があります。放置すると虫歯、歯周病、発音障害、咀嚼機能の低下、審美的な問題などが悪化する可能性があるため、早期の治療が重要です。

 

受け口を放置するとどうなる?

受け口をそのままにしておくことで、どのような困ったことがあるのか。よくあることをピックアップして説明致します。

 

外見のコンプレックスになる

受け口を放置することにより、外見に対するコンプレックスを抱きやすくなることがあります。特に顎がしゃくれて見えることで、横顔のバランスが損なわれる場合も。こうした外見の変化は、自己評価や自尊心に影響を与え、時に人前での不安やストレスにつながることも少なくありません。

 

とくに思春期などの若い世代では、周囲の目が気になりやすく、こうした悩みが精神的な負担となるケースも見受けられます。

 

発音・滑舌が悪化する

受け口をそのままにしておくと、発音や滑舌が悪化する可能性があります。これは、上下の歯が正しく噛み合わず、特定の音を発音する際に舌や唇がうまく動かないことに起因します。特に「サ行」や「タ行」の発音が困難になるため、話す際の明瞭性が低下する場合があります。

 

これにより、コミュニケーションに支障をきたし、人前で話す場面で自信を持ちにくくなったり、ストレスを感じやすくなることがあります。

 

咀嚼しづらくなる

受け口の状態では、前歯で食べ物を噛み切るのが難しくなり、奥歯も効率よく噛み合わせることができません。その結果、食事中に食べ物を十分に咀嚼できず、消化器官に負担がかかることに。特に、食べ物を細かく砕けないまま飲み込むと、消化がスムーズに進まず、胃腸の調子を崩しやすくなります。

 

また、しっかり噛まずに飲み込む習慣が続くと、顎に余計な負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性もあります。

 

口呼吸を誘発する

受け口を放置すると、口が閉じにくくなり、口呼吸を誘発することがあります。口呼吸は、口腔内の乾燥を引き起こし、唾液が十分に分泌されない場合、浄化作用や殺菌作用が低下します。その結果、虫歯や歯周病のリスクが増加します。また、口呼吸によって歯並びが悪化することもあり、それがさらに受け口を悪化させる要因となる可能性があります。

 

消化不良になりやすくなる

受け口が原因で上下の歯がしっかり噛み合わない場合、食べ物を十分に咀嚼できず、そのまま胃腸に届けられます。これにより、胃腸に過度な負担がかかり、消化不良を引き起こすこともあります。

 

消化不良は、食べ物をすり潰す力が不足しているときに起こりやすく、栄養吸収にも影響を与えることがあります。そのため、消化器系の健康を維持するためにも、早期の治療が望ましいです。

 

このように、受け口を放置することで、外見のコンプレックスや日常生活での困難さが増加し、身体的にも精神的にもさまざまな健康リスクを伴う可能性があります。したがって、早期に適切な治療を受けることが重要です。

 

インビザラインで治療できる受け口

 

受け口のなかにはインビザラインで治療できる受け口と治療できない受け口とがあります。その違いについて説明致します。

 

インビザラインで治療できる受け口

インビザラインは、透明なマウスピースを使用し、歯の位置を徐々に調整して噛み合わせを改善する矯正方法です。受け口として知られる反対咬合には、主に軽度から中等度の症例に対して有効です。

 

具体的には、下の前歯が上の前歯より突出しているが、歯の傾きが原因の場合、インビザラインでの治療が可能です。この方法は、下の歯を後方に移動させたり、上の歯の位置を調整することで、自然な噛み合わせを実現することができます。また、骨格的な問題が軽度であれば、インビザラインでの治療が効果を発揮することもあります。

 

インビザラインで治療できない受け口

一方で、重度の骨格性反対咬合、つまり顎の骨格に由来する受け口の場合、インビザライン単独での治療は難しく、通常は外科手術などの他の治療と併用が必要となります。このようなケースでは、顎の位置や形を変更する必要があり、歯列矯正だけでは対応できません。

 

また、歯の移動量が多い場合や、顎の成長が完了している成人の場合、矯正が難しくなることがあります。そのため、専門の歯科医師による詳しい診断と、最適な治療計画を相談することが重要です。

 

受け口をインビザラインで治療するメリット

 

受け口の治療において、インビザラインは従来の金属製矯正器具に代わる有効な選択肢として人気があります。ここでは、インビザラインによる治療のメリットについて探ってみましょう。

 

透明なので目立ちづらい

インビザラインの最大の特徴は、その透明性です。透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、装着していることにほとんど気づかれません。

 

特に、仕事や学校などで人前に出る機会が多い方にとって、見た目を気にせずに治療を進められる点は大きな魅力です。接客業や営業職の方でも安心して使用でき、従来の金属製装置に比べて心理的な負担が軽減されます。

 

装着時の痛みが少ない

インビザラインは金属を使用しないため、その装着感は非常に快適です。プラスチック製のマウスピースは歯型に合わせてカスタマイズされており、装着時の痛みや不快感が少ないのが特徴です。約1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換して徐々に歯を移動させることで、調整に伴うストレスを最小限に抑えられます。これにより、治療中の生活の質も保たれます。

 

食事や歯磨きがしやすい

インビザラインは取り外し可能な設計のため、食事や歯磨きの際に簡単に外すことができます。この特性により、矯正装置に食べ物が詰まる心配がなく、口腔内を清潔に保つことが可能です。また、取り外せるため、食事制限が少なくお好きな食事を楽しむことができます。

 

このように、通常の生活を大きく変えることなく治療を進められる点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

 

インビザラインでの受け口矯正は、目立たない、快適、そしてライフスタイルを維持しやすいという多くの利点を持っています。歯並びに悩んでいる方は、この治療法を検討する価値が十分にあります。

 

受け口をインビザラインで治療するデメリット

 

インビザラインで受け口を治療する際には、いくつかのデメリットが存在します。これらを理解し、治療を検討することが重要です。

 

マウスピースを1日22時間着用する必要がある

インビザライン治療では、マウスピースを1日20〜22時間装着することが求められます。これは、歯にかかる力がワイヤー矯正よりも小さいため、継続的に装着することで効果を維持する必要があるからです。

 

しかし、この装着時間を守らないと、治療の効果が低下し、予定している治療期間が延びる可能性があります。治療期間が延びると、追加の調整費用が発生するリスクがあり、経済的な負担が増えることも考慮しなければなりません。自己管理が苦手な方にとっては、この装着義務が大きな課題となるでしょう。

 

重度の受け口は対応できないケースがある

インビザラインは、軽度から中等度の受け口の治療には効果的ですが、重度の場合には治療が難しくなります。特に、上顎と下顎の骨格的な差が大きい場合や、骨格そのものが原因である場合、歯列矯正だけでは不十分で、外科手術が必要になるケースが多いです。

 

また、このようなケースでは、ワイヤー矯正との併用が求められることもあり、インビザライン単体では対応が難しいことがあります。そのため、治療を決定する前に、歯科医師としっかりと相談し、適切な治療法を選ぶことが大切です。

 

インビザラインで受け口を矯正する際には、これらのデメリットを考慮し、患者様のライフスタイルや骨格の状況に合ったプランを選ぶことが求められます。診断を受けたうえで、最適な治療方法を選ぶことが重要です。

 

受け口のインビザライン矯正にかかる期間

 

受け口のインビザライン矯正にかかる期間は、個人の口腔状態や受け口の程度により異なりますが、一般的には約1年から3年程度が目安です。軽度の受け口の場合、マウスピースによる矯正は1年以内で完了することもあります。

 

しかし、歯並びが複雑である場合や、抜歯が必要なケースでは、2年以上かかることがあります。また、成長期のお子様では、顎の成長を利用して短期間で治療が終わる場合もあります。一方、患者さんの協力や定期的なマウスピースの調整は、治療期間に大きく影響します。

 

具体的な期間を知るためには、まず歯科医院でのカウンセリングを受け、専門の歯科医師による診断を受けることが重要です。診断後は、個々の条件に合わせた治療計画が策定され、より正確な期間が明らかになります。これにより、患者さんは安心して治療を開始することができます。

 

受け口のインビザライン矯正にかかる費用

 

一般的に、全体矯正の場合は80万〜120万円が目安です。これらの費用には基本的に診断料や定期検診料が含まれていることが多いですが、具体的な項目は医院によって異なるため、事前の確認が重要です。

 

また、抜歯や虫歯の治療が必要な場合、それにかかる費用も別途発生することがあります。そのため、料金トラブルを避けるためには、見積もりを取る際に全ての細かい条件や追加料金の可能性を明確にしておくことが推奨されます。

 

さらに、治療期間が長引くと装置代が増すことも考慮し、必要なマウスピースの交換や歯の移動計画についても事前に把握しておくべきです。

 

Ihana歯科岐阜では、複雑な料金システムによる混乱を避けるために、とてもシンプルな包括治療費設定をしています。成人矯正の場合は95万円(税込み)、小児矯正の場合は65万円(税込み)です。これに診断料や定期検診料を含んでいます。治療費に関して気になる点はお問い合わせ下さい。

 

インビザラインで受け口の矯正を検討中の方は、岐阜県羽島郡笠松町のIhana歯科岐阜にご相談ください

 

インビザラインで受け口の矯正をお考えの方は、ぜひ岐阜県羽島郡笠松町にあるIhana歯科岐阜にご相談ください。受け口の悩みは、見た目だけでなく発音や口の健康にも影響を及ぼすことがあります。

 

特に口呼吸や歯周病リスクの向上が心配されます。しかし、インビザラインはマウスピースを使った快適な矯正方法で、日常生活の中で目立ちにくく、歯並びを整えてくれます。

 

Ihana歯科岐阜では、インビザラインに関するご相談や不安の解消に力を入れています。実績豊富な歯科医師が個々の症状やライフスタイルに応じた適切な治療プランを提案し、治療期間や費用についても詳しく説明いたします。

 

不安を抱えたままにせず、まずはお気軽にご来院ください。リラックスした環境で、安心して治療を受けられるようサポートいたします。お問い合わせをお待ちしております。

 

初回無料矯正相談はこちらから

お電話はこちらから

〒501-6035
岐阜県羽島郡笠松町円城寺873番地
*駐車場10台完備

診療時間
8:30 - 17:30(17:00 最終受付) / / /
8:30 - 12:00(11:30 最終受付) / / / / / /

休診日:木曜・日曜

LINEで簡単予約
LINEで簡単予約