虫歯治療
虫歯治療 | 三輪歯科医院
虫歯治療で大切にしていること
虫歯は、虫歯菌が大量の糖を材料にして酸を作り出しゆっくりと時間をかけて歯を溶かす病気です。
虫歯を治す時に恐怖心を感じる患者さんは多く、そのため当院では以下のことを大切にしています。
- 1.痛みの感じ方は人それぞれ
- 2.虫歯治療は治癒していないことを知っていただく
- 3.患者さんの希望を大切にする
歯の痛みは人それぞれ
痛みの感じ方や何に恐怖を感じるかは患者さんによって違います。歯を削る痛みに敏感な方もいれば、麻酔の針にとても恐怖を感じる方もいます。
当院では、歯を削る痛みが怖い方には事前に十分な麻酔を行います。一方で、麻酔の針が怖い方には痛みの程度を確認しながら治療を行い、
麻酔を行わなくてもよい場合にはできるだけ行わずに済むよう努めています。
虫歯は治癒しないことを知っていただく
病気には治る病気と治らない病気がある
治る=元通りになるということ。例えば風邪はウイルスを体が撃退して元通りになるので治る病気です。
残念ながら、穴が空いた虫歯は元には戻りませんから、「治らない病気」に分類されます。
体で言うと、擦り傷は「治る怪我」です。糖尿病はひどくなると足が腐って切断しないといけなくなりますが、そうなると「治らない状態」です。
切断した足は元どおりに生えてくることはありません。そして代わりのもの、「義足」をつけたりします。
「歯を削って詰める」ということは、これと同じで「治療」をしているのではなく、「修理」や「リハビリ」をしているだけなのです。
ですので、「治っていない」ということが大事なことなのです。
健康な状態
治せる状態
治らない状態
詰め物は治しているわけではない
先述の例えで、糖尿病がひどくなった場合で足が腐って切断したあとも、病気がそのままだと、さらに足が腐っていって、今度は膝まで、その次は足ごと切断しなければならなくなります。
歯も同じです。虫歯になった時はその原因を放っておいて虫歯の修理だけしても、また同じ原因で虫歯ができます。
そして代わりの材料で修理するのには限界があり、最後は抜歯することになります。
虫歯の治療で大切なことは、「空いている穴を今すぐ埋める」ということではなく、「虫歯になる原因をなくしてから修理をする」ということです。
もちろん「今は忙しいから痛む部分だけ療して欲しい」「見た目が気になる」といったご要望がある場合は先に解決していくことも必要です。
ただ歯のことを見れば、まずは虫歯になる原因をなくして同じ原因で虫歯にならないよう予防ができるようになってから、しゅりを進める方がお勧めです。
患者さんの希望を大切にする
虫歯は根本的な原因である生活習慣を直さなければ再発する、ということを知っていただいたうえで、患者さんの希望に沿った治療を進めていきます。
①これから先を健康的な歯で
虫歯になった原因をなくしてから詰め物やかぶせ物の治療に入ります。原因をなくしていますから、虫歯の再発リスクを減らすことができます。
②わかってはいるけど早く終わらせたい
今は忙しくてなかなか通院は…という方もいらっしゃることでしょう。冒頭にお伝えした通り、虫歯は基本的には神鋼が遅い病気です。
(子供は除く)毎週は無理でも、2~3か月に一度来ていただくことで状態を把握しながら経過観察を行うことも可能です。
③きれいに目立たなく修理したい
部位によって保険でも白い歯を作ることができますが、美しい歯は保険では作れません。少し費用はかかりますが、セラミックを使用することで、見た目も美しく、二次虫歯のリスクも低い治療を行うことが可能です。
④費用をなるべく抑えたい
日本の保険治療は世界的に見るとかなり安価に設定されています。保険の範囲で適切な治療を行います。
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